2015年12月26日土曜日

2,015年の個人的レコード大賞


ちわっす、ひらくりです。

年の瀬なので、2,015年の私の個人的レコード大賞を発表しますよ。


今年はけっこうインディー系のアーティストを多めにdigってた一年だったなと思います。
もはやオリコンランキングに入るような曲はドラゲナイ以外聴くこともなかった年でしたね。

個人的にはまったのアーティストはHomecomings、Los Campesinos!、水曜日のカンパネラ、踊ってばかりの国、Yo La Tengoなどなどです。
今年は前野健太のライヴに何度も行ったり、博論公聴会の一週間前にThe Go! Teamの来日公演に行ったり、あとアイルランドのパブで見たArctic monkeysのコピバンがすごくかっこよかった。3月くらいに行ったクラムボンも印象的でした。
Countdown Japanで年を越して、2,015年の最初からサンボマスターのライヴを見たり、夏フェスでは神聖かまってちゃんが夕陽をバックにライヴしてたのがすごくかっこよかったし、Shing02のLuv (sic)シリーズを生で聴けたのも最高でした。
総じて、2,015年の音楽ライフも素晴らしかったと言わざるを得ないです。


はい、それでは今年の僕のレコード大賞を発表します。








デュルデュル,,,,,,,









ジャンッ!





今年の大賞は!
Nujabes feat. Shing02で
『Luv(sic) Hexalogy』です!
おめでとうございます!



これは発売前から決まってましたね、しょうがないです。
後世に残していくべき名盤だし、Luv(sic)シリーズはラップを芸術作品の領域まで押し上げた最強のシリーズだと思ってます。




次点として、準大賞も発表しますね。
今年の大賞はずるいので。少年野球のリーグにヤンキースが紛れ込んでるようなものですからね。






準大賞は!!
The Go! Teamの
『the scene between』です!
おめでとうございます!

アルバムの表題曲「the scene between」のあの切なくて懐かしいメロディが最高です、頭から離れなくなる。
来日公演も最高でした。






そんなわけで、今年はこのような結果になりましたが、来年はどうなるんでしょうかね。
楽しみです。


それでは。


2015年12月23日水曜日

全然続かへんやん

超ご無沙汰しております。
ヒラクリです。

めっちゃ久しぶりですね。
とは言うのも、博論やってててんやわんやしてたのです。
いつまでも続けばええやんというタイトルのブログなんですけど、全然続かへん。

それも一段落しまして、もう年の瀬ですよ。
無事博士審査も合格しまして、今では私も博士です。


長かった学生生活も終わりまして、今は学振の特別研究員として研究のみをやってればいいというすごく幸せな立場にいます。
4月からは新生活も始まるので、そのための準備なんかもゆるくやりつつ、楽しく生きてます。


まぁ僕の話はこれくらいにして、最近のお笑い番組について話したいと思います。
僕は根っからのお笑いファンでして、そんなに詳しくはないんですけど、漫才とか見るの大好きです。こないだ復活したM-1も楽しく見させてもらいました。そこで最近のお笑いについて思ったんですけど、まさに多種多様なんですね。そんな多様性の時代の中では、どのコンビが一番面白かったかとかって評価尺度にはもう無理があるんじゃないかなと思います。大衆が面白いと思うものが面白い可能性が高めな傾向にあるのは変わらないと思うんですけど、今後は、自分の好みという軸で面白さを再定義してほしいんですよね。つまり僕が好きなネタだけのM-1があったら最高ということです。そういう大会を開くのは無理だと思いますけど、5000組くらい出てるコンビの中から、自分だけのランキングみたいなのを作り出せればいいんですよね。視聴者の数だけM-1があってもいいと思うんです。いかがでしょうか?

問題は賞レース特有のドキドキ感みたいなのをどう演出するかですね。生ものですから。
実際自分の好みに合うネタを推薦するアルゴリズム自体は既存研究を使っていくらでも作れると思うんですよね。



そういうわけで2015年は国際会議にたくさん投稿したり、同時に博論もやったり、就活もしたり、非常にてんやわんやした一年だったんですけど、12月にはだいたい一区切りつきまして今はすごく穏やかな時間を過ごすことができてて、いい一年だったなぁと思います。
欲を言うと、M-1で圧倒的に面白いと思ったコンビが優勝しなかったのが残念な点でした( ;∀;)

そんなわけで、一段落したのでこのブログもちょろちょろと更新していければなと思っております。
今後ともよろしくお願いします。

良いお年を!

2015年7月3日金曜日

最近はまってる音楽



またしても、久しぶりとなりましたね。
平栗です。


絶賛博論期間中です。
博論をまとめるという果てしない作業の前で毎日落ち込んでは起き上がってを繰り返し日々を過ごしています。

最近定額制音楽配信サービスがいっきに発表されだしたけど、それについてブログ書きたいなと思ってます。なので今度書きます。


今日は、今僕がはまっている音楽について。
最近、わちゃわちゃした感じのバンドサウンドで、でもいい感じのメロディが耳を引くようなアーティストが好きで、昔から大好きだったThe Go! Teamというバンドがいるんですが、その新譜がまた良くてですね。是非みなさんにも聴いてほしいバンドです。

この曲がとにかく大好き。





それで最近発掘したバンドが、そういう系統でとても良かったので紹介したい。
その名も「Los Campesinos!」です。



まぁ是非とも聴いてみてください。
こういうバンドのライブに行ってお酒でも飲みながら踊りたいですよね。




話は変わって、
最近、とんかつDJアゲ太郎の影響で、情報系博士課程学生界隈の間で近年まれに見るDJブームが起こっています。
とんかつとDJは一緒なんだという名文句がありますが、研究とDJも一緒なんだとか、色々なものにも通ずるような、物事の根幹に関わる大事なことが描かれているんです。
ときには研究に対する姿勢も考え直すきっかけになったりします。
そんなこんなで、私は音楽系の研究をしてる研究者なので、その研究内容にも大いに影響を受ける余地があるわけです。
研究内容についてはそのうち発表できればと思ってます。

それから、僕はちょこちょことDJをやっていて、年に一回くらいライヴハウスとかで回していたんですが、とんかつDJアゲ太郎の影響をもろに受けた結果、自分のCDJを買って、この度本格的にお家DJし始めています。
本当はもっとバンド活動をしっかりしたいところなんですが、メンバーがいるもので、なかなか都合を合わせたりとか大変で、その点DJはいつでも一人でできるので敷居が低いというね。

そういうわけで、博士DJヒラ太郎として活動をしているので、是非パーティとかに呼んでください。



下半期に入ってしまいましたが、今年の目標はブログを10回更新することです。
目標まであと6本です。
それでは。




2015年4月12日日曜日

心から大好きなアルバム in my head


ひさくりです。
ひらくりです。

今日は僕の大好きな、人生を変えたかもしれないようなアルバムを紹介します。

説明とかは野暮なので何もなし紹介します。
mixiがまだ盛り上がってたらコミュニティの人たちとLINEを交換して語り明かしたいくらいのアルバムたちです。

肉アルバム / Mr.Children
さくらの唄/Going Steady
第三次世界大戦的恋愛革命/銀杏BOYZ
Doors/銀杏BOYZ
The blue hearts/ The blue hearts
地球大洪水白書/apricot
Weezer(blue album)/weezer
Beatles 1/the Beatles
American idiot/green day
満ちて来たる日々/ジャパハリネット
リトルメロディ/七尾旅人

今回泣く泣く入らなかったアルバムもたくさんあるんですけど、何曲かはいいけどってやつではなくて、アルバムとしてずーっと聴いてきたやつってのは上に挙げたやつなんですよね。ベスト版とか入ってるけどね、僕の人生においてすごく大事なアルバムです。

こういうblogになったようです。

2015年1月29日木曜日

Japanese hip hopのすすめ


こんばんは、博士課程の学生です。

今回は、私、博士課程の学生が好きな音楽を紹介していくシリーズの第一弾として、日本のヒップホップのおすすめアーティストを紹介していきたいと思います( ゚Д゚)


The Best Of Japanese Hip-Hop: 25 Artists You Need To Know



って記事を目にして、日本人が書いてるわけじゃないのにすごくセンスのいいアーティストを紹介してて。日本人としても負けてられないなって思ったことがこの記事の発端です。

といっても、この25アーティストのうちのかなりのアーティストに関して完全同意してます( ゚Д゚)
僕が紹介するとしたらこれは絶対外せないっていうS.l.a.c.k.がいきなり紹介されてるし、僕が一番好きなラッパーであるBoss率いるTha Blue Herbも入ってるし、日本が世界に誇るMC、Shing02も入ってるし、完璧ですね。
水曜日のカンパネラっていう最近話題の変化球系なチョイスも素晴らしい。


というわけで、もう十分いい日本のヒップホップを語るうえでこれは欠かせないってアーティストをもう少しだけ紹介しましょう。


降神


ラッパーって言葉で勝負する人たちのことを指すものだと思うんですが、この二人はまさにその言葉をこれでもかってくらい浴びせてくるんですよね。
志人のどこか念仏のような止まらないラップは日本独自の進化を遂げたヒップホップの一つの到達点なんだと思います。
なのるなもないの独特の雰囲気は他に置き換えの聞かない唯一無二のものだと思います。
いつかのGeshi Fesで雨の中で降神を見たんですが、当時そんなにヒップホップには詳しくなかった私が、これが本物のヒップホップかと思わせるには十分すぎました。




田我流


この曲で一聞き惚れしました。
Evisbeatsの曲にfeaturingという形で田我流が参加してるんですが、完全に持っていってます。すごいそんなに叫んだりしてるわけではないけど、本当にエモーショナルなんですよね。
もちろんトラックも田我流のラップを際限なく引き立てるような名トラックなんですが、このラップは本当にいいんですよね。悪かない別に。



P.S.G.


S.l.a.c.k.はもう例のブログで紹介されてるからかぶっちゃうんですけど、S.l.a.c.k.を聞くなら、P.S.G.でのS.l.a.c.k.のラップを聴いてほしいんですね。僕はソロよりもP.S.G.でのS.l.a.c.k.が好きなんです。
この曽我部恵一とのコラボ作「サマーシンフォニー」で最初にラップしてるのがS.l.a.c.k.です。
聴けば一聴瞭然なんですけど、圧倒的にうまいんですよね。英語と日本語の絡め方が上手くて、S.l.a.c.k.に歌わせてみれば言語の違いなんて関係ないんです。
P.S.G.のオリジナルで僕の好きな曲をもう一曲紹介しましょう。


この「愛してます」も素晴らしいですよね。ただただいい曲。ここでもS.l.a.c.k.がすごく光ってる。





Nujabes feat. Shing02


NujabesとShing02はそれぞれ例のブログで紹介されてたからかぶるんですが、これだけはぜひ紹介したかったんです。
Shing02と言えば本場アメリカ仕込みの、日本人とは思えないほどの英語さばきが特徴的で、S.l.a.c.k.の日本語と英語の織り交ぜはすごいんですが、Shing02もその点に関してはさすがは本場仕込みだなと思わせてきます。
そんなShing02のNujabesとの共作、Luv sicシリーズはShing02の代表作と言っても差支えないほどに傑作なんですよ。
特に、part 4は歌詞からトラックまで、最高すぎる。言葉にできない。
そしてNunabesは僕が一番好きなトラックメイカーです。一度も見るチャンスがないまま亡くなってしまったのは本当に惜しまれます。
Nujabesが亡くなった年にとあるクラムボンのライヴでNujabesのことを話しながら「Imaginary Folklore」をやって、最後にアンコール代わりに「Reflection Eternal」を流したのが非常に感動的でした。


DJ BAKU


どこまでをヒップホップとしていいか正直よくわからないんですが、ヒップホップと非常に密接に関わっているDJとして、DJ BAKUは欠かせない存在です。
「THE 12JAPS」ってアルバムでは日本の錚々たるラッパーたちとコラボしてます。これはまさにJapanese hip hopを象徴するアルバムです。
個人的には、ヒップホップからは遠ざかっていますが、DJ BAKUがやっているHybrid Dharma Bandが衝撃的でした。音源を一切聞いたことなくても生で聴いたらテンション上がりすぎて踊り狂えるようなやつです。


環ROY


これはかなり私情が入ってるんですけど、環ROY本当に好きなんです。この七尾旅人とのコラボを挙げるとにわかっぽく見えちゃうけど、非常に思い入れがあるのでぜひとも紹介させてほしいなと思いました。
ライヴもよくて、自分でターンテーブル回しながら、客席に降りてラップしたり、客をあげるのもすごくうまい。
ラップに勢いがあるからいやおうなくあげられますね。かといってテンション高い曲ばかりじゃなくて、しっとりとした曲にもよく合うんですよね。



KREVA


KREVAはショウビズ的には日本で一番成功したMCじゃないでしょうかね。とはいえ、売れる路線に行ったから売れてるっていうのではなく本当に実力あるラッパーなんですよね。
B-BOY PARKっていう代々木公園で開催されてるB-BOY達が集まって普段は平和な公園がちょっと近寄りがたい雰囲気になるようなイベントがあって、そのイベントの名物コーナーとしてフリースタイルバトルがあるんですが、KREVAはそこで何度も優勝してるんです。動画でしか見たことないですが、本当に即興なのか疑うレベルのラップをその場でかますんです。やべぇとしか言えないですよ。
去年の年越しライヴで初めて生KREVAを見たのですが、Kick the can crewのメンバーが出てきてSAYONARA SAYONARAをやってくれたのには本当に興奮しましたね。Kickはグループとしても大好きなんです。



Mummy-D


KREVAとよくコラボしているRhymesterのMummy-Dさんですね。Rhymesterもこの間ライヴを見たんですが、キャリア25年くらいあるからさすがの安定感でしたね。
でも私はどちらかというと、Mummy-Dがやっている別グループ、マボロシの方が好きなんです。
バンドサウンドだっていうのもあって、ヒップホップに馴染みがない人でも入りやすい。たぶんRhymesterの宇多丸の方がテレビとかにもよく出てるし、有名だけど、私はMummy-D派ですね。
だんだん私情が多くなってきましたね。。


Dragon Ash, Zeebra


日本にヒップホップを浸透させた存在としてDragon Ashは外せないですね。ミクスチャバンドなんですが、このZeebraとのコラボのGrateful daysは中でもかなりヒップホップ色の強い曲です。
「俺は東京生まれヒップホップ育ち」ってフレーズは日本で一番有名なヒップホップのリリックですね。この曲がチャートの上位に入ったことで日本で一般的にヒップホップが受け入れられるようになったんじゃないでしょうか。
East end Yuriとかもそれ以前にチャートに入ってたけど、まいっか。僕的にはGrateful daysです。
Zeebraとのコラボっていうのがまたすごいんですよね。



スチャダラパー


これは言うまでもないですよね。
スチャダラパーなくして日本のヒップホップは語れません。
おざけんとのコラボの「今夜はブギーバック」が日本人にラップっていう概念を知らしめた曲ですかね、たぶん。East end Yuriとどっちが先かわからないですけど。
Get up and danceとか名曲ですね。




最後の方はけっこう有名どころをあげただけのようになってしまいましたが、、まいっか。
私情も含まれてしまったし、あんまりいい紹介にならなかったかもしれませんが、どれも大好きなアーティストなので、これをきっかけに聴いてみてくれたりしたら幸いです。
あとはいとうせいこうもここにリストアップしなければって思ったんですが、そういえばいとうせいこうの曲って全然知らないなって思ってやめました。



最後に、僕が一番好きなTha Blue Herbのライヴ動画を紹介したいと思います。


これはブルーハーブの中でも伝説のライヴと言われてますね。Boss本人もよくこのフジロックのときの話をします。この頃のブルーハーブをメインステージに出したフジロックの人たちもすごい。
この曲の「先は長い深い言葉にならないくらい」ってフレーズは博士課程の闇を表しているようで、心に響くんですよね。
ブルーハーブについては大好きすぎて、それだけで記事を書きたいくらいなのでいつか書くかもです。



そういうわけで、いろいろと紹介してきました、日本のヒップホップを語るうえで外せないアーティストの補足ですが、私情とか世間の評価とかが変に混ざってしまってちょっと微妙なリストになってしまったかもって今反省してます。
僕はもともとヒップホップを聴いてきたタイプの人ではないので、今度はもっと得意な、ロックとかパンクとか電子音楽とかその辺りのオススメアーティストを紹介できればなと思います。


次回もよろしくお願いします。


2015年1月6日火曜日

ひらおめ


あけましておめでとうございます。
ひらくりです。



今年も始まりました。私のブログ。
地元のみんなも、友達のお母さんも、研究関係のみなさんも、今年も何卒よろしくお願いします。

2015年ですよ!
2000年代になってからもう15年。もう未来も未来ですよ。
研究生活始めてから、これは未来の技術だ、みたいなのに接する機会がすごく増えててですね。しかもコンピュータサイエンスって発展目覚ましいじゃないですか。研究志ながら一足先に未来のネタバレを見てるようでとても楽しいですね。
未来を予測する最善の手法はそれを実現することですからね。


そういうわけで、僕的な2035年には実現しそうなことランキングを発表したいと思います。



そんなこんなで僕は新年早々39 degreesな風邪をひいてしまってかなり寝込んでました。3日間寝込んでて、ちょっと出遅れてしまった感も否めないですが、まぁゆっくり過ごせたんで良かったです。

今日が今年の研究室初めだったんですが、友達がUFOキャッチャーでめっちゃモフモフしてるマイク・ワゾースキーを取ってきてくれたのですごく気に入ってます。




こいつです。


こいつを抱きながら研究すると楽です。




寒くなってきたのでみなさん風邪などには気を付けて。
今年も一年よろしくお願いします。